薬の副作用が出るまでの時間
薬の副作用が出るまでの時間
薬の副作用が出るまでの時間は薬の種類や人の体質によって大きく異なります。
かゆみや腹痛、下痢といった副作用はその日のうちに発生することが多いのですぐに分かります。
薬物アレルギーの場合には服用後すぐに出てくることが多いです。
また、アレルギーや風邪の薬の眠気についてもその日のうちに出て来るので、運転などには注意が必要です。飲んだ時には危険な作業や試験を避けた方が良い時もあります。
一方で癌の薬や精神薬の一部は数日経ってから、あるいは数ヶ月経ってから副作用が出てくることがあります。
これは体の中で薬物が蓄積したことによる可能性があります。
蓄積性のある薬剤は長期使用することによって副作用のリスクが上がります。
また、元々刺激性の強いこともあり効果が出る頃に一緒に副作用が出ることもあります。
髪の毛が抜ける、不眠、手や口が震えるなどの副作用が遅れてやって来るのはこのためです。
安易に薬はやめられませんが主治医に相談してみてください。主治医に言っても解決しないこともあるかと思います。
また、セカンドオピニオンで大学病院などにいってもよいかもしれません。
こういっては失礼ですが、専門医は自分の診ている疾患以外の症状を軽視する人もいるように思います。副作用を見慣れていることもあるかもしれませんが。
主治医に相談してダメだったけれど意見を通したい時は大学病院などから言ってもらうことが一番だと個人的には思っています。本当にあなたの意見が通るものならばセカンドオピニオンの先生が通してくれます。あるいは検査ができるものはしてみるのもよいです。