男女別解析 ニキビを治すのにかかせないこと!
ニキビを治すには洗顔と食べ物が大切!
ニキビができる過程
ニキビができる原因の主なものは皮膚の毛穴に皮脂やそれに絡まった埃などのゴミがつまり、そこにアクネ菌が繁殖して炎症をおこし赤いニキビとなります。アクネ菌は皮脂が多くて空気が入らない場所を好みます。皮脂の過剰に出ている状態はニキビの原因となるアクネ菌が増えやすい状態です。また、皮脂が分泌されやすいのは、皮脂の分泌を活発にする男性ホルモンや、副腎皮質ホルモンが多いことが原因です。女性のニキビは女性ホルモンのバランスが崩れる生理や化粧の洗い残しが要因になったり、男性のニキビは男性ホルモンが多い人や洗顔のしすぎ保湿ケア不足が多いのではないでしょうか。そして共通して言えるのが食生活です。
これを防ぐために毎日顔を洗ったり保湿をしたり健康的な生活を送り、皮膚をよい状態に保つことが大切です。
ニキビができる原因
ニキビが出来る原因に誤った洗顔方法があげれます。洗いすぎや保湿不足は、皮膚の油と水分のバランスを崩します。そうすると逆に油っぽい肌になりやすくニキビの出来やすい環境を作ってしまいます。
正しい洗顔の順序とポイントをご紹介します。
- 手をせっけんでしっかり洗う。
ポイント)爪の中は洗い残しが多いので爪ブラシを使って洗うといいです。
2、出来ればクリームベースやジェルベースの敏感肌用の洗顔料を使います。
ポイント)ニキビの原因は強い洗顔料で皮脂を落としすぎることが原因のひとつです。また、洗顔料を用いた洗顔は1日1回で十分です。泡立てるタイプのものはしっかりと泡立てます。どのタイプの洗顔料を使うにしてもごしごし肌を擦らないようにやさしくマッサージしてください。
1、おでこや鼻の皮脂が出やすい場所を中心に口や目の周りの乾燥しやすい部分はささっと洗顔します。
ポイント)乾燥しているところは洗い過ぎない方がよいので、予め湯船に使ったりホットタオルを活用して毛穴を開いて汚れを出しやすい状態にしておくと洗いすぎを防げます。
2、洗うよりもすすぎにしっかりと時間をかけて、すすぎ残しがないように注意をします。
ポイント)すすぐ時の温度がぬるいくらいのお湯で行います。普段湯船やシャワーで使うような温度で洗顔を行うと皮脂が過剰に流れてしまい、肌の乾燥からのニキビの原因の一つになります。
3、最後に清潔なタオルでとんとんと叩くように水分をとります。
ポイント)ここでも擦らないように。また、タオルに雑菌が残っていると肌の炎症の原因になりますので、必ず清潔なタオルを使いましょう。
4、洗顔後は時間をあけずに化粧水とクリームで肌の保湿を行いましょう。
ポイント)化粧水+クリームと時間をあけずにクリームで水分を閉じ込めましょう。
男性も女性もたまにクリームや乳用液を使わない人がいますが、使用しないと化粧水の水分が逃げてしまうので効果がなくなってしまいます。面倒だと思う人はオールインワンの化粧品で一度に済ませてしまいましょう。
男性でオールインワンの化粧品を使う人は男性用がないためか少ないようですが手軽でおすすめです。
洗顔に関しては、即効性はない手段ですが、大切な方法です。
根気強く毎日正しい洗顔を続けることでニキビや毛穴のつまりや黒ずみがなくなります。
気にしすぎて洗いすぎは逆効果ですのでこつこつやることを辛抱強く行いましょう。
ニキビ予防と改善には食べ物が大切
洗顔に続いて大切なことが食事です。食べ物を変えるだけでニキビができにくい体質になります。
肌のターンオーバーを整えるには、タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルをバランス良く継続的に摂取することが有効です。
特に良質なタンパク質と食物繊維を多く含む、
豆類(いんげん、あずき、ひよこ豆、きな粉など)、おから、納豆
はおすすめです。
さらに、発酵食品の
みそ、納豆
は乳酸菌や微生物がたっぷり含まれます。発酵食品や食物繊維を意識的にとることで腸内環境が整い、美肌につながります。
ビタミンE:老化を促す活性酸素から赤血球を守り、血行を促進します。ホルモンの分泌も整えます。
多く含む食べ物)かぼちゃ、赤ピーマン、アボガド、卵(魚卵も可)、ナッツ類
ビタミンA:弾力のある肌を作ります。シワに効果のあるレチノールはこのビタミンAの一種です。粘膜の生成に働きかけます。
多く含む食べ物)レバー、しそ、モロヘイヤ、にんじん
ビタミンC:抗酸化作用が強く老化を防ぎます。コラーゲンの合成の手助けをします。
多く含む食べ物)パプリカ、キャベツ、ゴーヤ、レモン、キウイ
ビタミンは調理方法によっても吸収できる量が変わってしまうので、サプリメントなどから摂るのも有効です。日常の食事ではなかなか十分に毎日摂るのは苦労します。
日常の食事で少しでもと思うのでしたら、肉と野菜を効率よくとる方法として、サラダ、温野菜、鍋、煮物、炒め物、カレーやシチューなど一緒に摂れるように食事のメニューを工夫してみましょう。
避けたい食べ物・飲み物(特にニキビのある時はNG)
動物性脂肪や糖質の過剰摂取は、皮脂を増加させ、ニキビの原因になります。よくチョコレートや揚げ物を食べた次の日にニキビができる人がいますよね。
また、塩分の多い加工食品や、脂肪分・糖分の多いスナック菓子なども皮脂を増やす要因でありニキビを作りやすいです。
さらに、カフェインはビタミンB群の吸収を低下させてしまいます。毎日コーヒーやお茶をとっている人は多いのではないでしょうか。最近はカフェインレスの飲み物も増えています。
アルコールも肝臓が処理をする際に、ビタミンやミネラルを大量消費したり、肌の乾燥に繋がるのでニキビを引き起こすことがあります。
男性は水分不足、女性は皮脂不足か多い傾向になりますが、気をつけることはほぼ同じです。洗顔と食べ物を工夫してニキビの早期の改善と継続的な予防に取り組みましょう。