健康寿命が大切!質の高い人生を楽しく送る!人生は一度きり!!

医療業界での知識をいかして健康と病気と美容について書いています。趣味の旅行についても少し。

健康寿命を延ばす!歳をとっても元気な人の特徴

健康寿命を延ばす!歳をとっても元気な人の特徴

 

最近は長生きすることよりもいつまで健康でいられるかという健康寿命に着目する傾向があるように思われます。

 

昔と比べて80歳くらいまで生きることが普通に思われるような時代になりました。

今の20代の人は100歳まで生きても何ら不思議ではありません。 

3人に1人は癌になるといわれていますが、癌の治療法は今活発に進められています。後何十年後にはもしかしたらすぐに治る病気になっているかもしれません。

 

しかし、100歳まで生きると考えると定年退職後も働かなくてはいけない人が大半ではないでしょうか。

その為には体が健康である必要があります。

それ以前に70歳で倒れたとして、残りの30年を寝たきりで過ごすなんて考えたくはありませんよね。

 

では、健康寿命はどうやって延ばすものなのでしょうか。

 

それは今の私たちの生活習慣です。

 

日本の死亡要因の上位のほとんどは生活習慣病です。

はっきり言ってしまえば、癌さえも生活習慣病の1つと言われています。

 

よく言われるのは食事です。

今はコンビニ食やインスタント食品と手軽に食べられるものが身近にあり家庭料理に組み込んでいる家も多くあります。

しかし、これらの食事は日持ちをさせる為に多くの添加物や油が含まれていることも珍しくはありません。

 

この添加物や油、さらには塩分や糖分の摂りすぎによって、体の内部を痛めつけているだけではなくメタボにもなりやすくなります。

血管や肝臓が弱ったり傷つくと高血圧や脂質異常症、さらには脳血管系の病気になるリスクが上がります。

メタボは生活習慣病を始めとしたあらゆる疾患の原因です。

 

人の体の恐ろしいところは、一度病気にかかってガタがくるとそのままズルズルと悪化していくことがあるということです。

なので、健康寿命を延ばすには何より生活習慣を大切にして病気に一度もかからないようにすることが1番です。

今の私たちの食事が10年後の私たちの体を使っています。

 

健康寿命を延ばすには、出来る限り新鮮な食材を自宅で調理しましょう。

外食はカロリーオーバーになりやすいです。

また、普段の食材から摂りにくい栄養素は健康食品やサプリメントを活用しましょう。日本は海外と比べて健康食品やサプリメントでの自己管理が遅れているという話は有名です。

セルフメディケーションの意識が低い国なのです。だから今政府がOTC医薬品などを推奨して医療費の削減に取り組んでいます。

自分自身で栄養管理をすることは健康管理につながります。

 

また、栄養だけでなく適度な運動をすることが大切です。

実際にある医師から聞いた話ですが、100歳近くなっても自分1人で病院にかかってくる元気なお年寄りは水泳を長くやっている人が多いそうです。

体に負担が少なく続けやすいスポーツであることが要因だと思われます。

若い頃から運動をして筋肉量をできるだけ減らさないことで、高齢になっても運動を続けられる力が残るのです。

運動しない多くの人は高齢になるほど活動量が低下して、家から出なくなりがちです。疲れない体作りは若い頃からの積み重ねで得られます。

 

また、睡眠時間に関しても若い頃から十分にとっておくといいと思います。

睡眠時間はだいたい7、8時間がよいと言われています。

よく勘違いされるのは7、8時間というのは若い人たちに必要な睡眠時間だということです。

年齢を重ねていくと睡眠時間も減っていくので5時間も寝ていれば十分です。

もし一度に5時間も眠ることが出来なければ、お昼寝を挟んでそれも睡眠時間にいれてしまいましょう。

 

歳をとっても元気なお年寄りである為には、若い頃からの継続した生活習慣の管理が大切です。

何歳から始めても遅くはないので是非今日から取り組んでください