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消化速度が速い食べ物と遅い食べ物ではどちらが太るのか

消化速度が速い食べ物と遅い食べ物どちらが太るのか

 

一般的に、消化速度が速いものにフルーツがあげられます。一方で遅い食べ物はお肉です。

 

果物は約40分

野菜は約2時間

ご飯やパンといった炭水化物は約8時間

お肉は約12〜24時間

 

と言われています。

 

一方で、消化にかかる時間は部位ごとにみると次ようになります。

胃 約3〜5時間

小腸 約5〜8時間

肛門から排泄されるまで約40時間

 

食べたものが完全に排出されるのかおよそ1日半かかります。

 

この場合消化速度が遅い食べ物の方が太りやすそうですが、実は逆です。

消化速度が速いものは、糖を含んでいるケースが多いので太りやすいのは消化速度が早い方だと思います。


消化が早い場合は急激に血糖値が上昇して急降下します。一方で消化速度が遅い炭水化物やタンパク質はゆっくりと血糖値が下がっていくのでお腹が減りにくいのです。

 

炭水化物抜きダイエットが流行っていますが、完全に抜くのはやめた方が良いでしょう。

また、炭水化物は減らす場合はその分を脂質をとることでエネルギーをカバーしましょう。

炭水化物は糖分でもあるので確かに抜くことで痩せることは可能です。

一方でエネルギーを作る糖不足になるので、同じくエネルギーになる脂質でカバーするのです。